「禁煙支援新時代 Vol.2:わかる・できる・てがるに楽しく! 職域・地域・教育現場での禁煙支援ノウハウ」を開催しました(12/13)

禁煙支援新時代Vol.2チラシ

とき
2009年12月13日(日) 10:00〜16:00(受付9:30〜)
ところ
松江市保健福祉総合センター 3階(松江市乃白町32-2)
電話:0852-60-8156
内容
別記の通り。
参加費(昼食代を含む)
医療従事者:5,000円
一般:1,000円
※無料託児あり(1歳〜就学前児対象 先着10名)
単位認定
島根県医師会生涯教育講座
薬剤師研修シール:午前1点、終日4点
日医認定産業医研修:午前2単位、午後1.5単位
全国禁煙アドバイザー講習会:2点+前夜祭(12日〈土〉)なりきりワーク1点
参加申込締切
12月3日(木)
締切までに参加申し込みをなさった方には、昼食をご用意しますので早めにお申し込みください。申込方法は別記の通り。
主催
日本禁煙科学会、禁煙マラソン、禁煙健康ネット(KK)山陰
共催
松江市、島根県医師会、島根県歯科医師会、島根県薬剤師会、島根産業保健推進センター、しまね子どもをたばこから守る会
後援
島根県、島根県教育委員会、松江市教育委員会、松江市医師会、松江市歯科医師会、島根県看護協会、山陰中央新報社、朝日新聞松江総局、NHK松江放送局、山陰中央テレビ
お問い合わせ先
しまね子どもをたばこから守る会
電話:0852-31-4816
ファックス:0852-26-1800
電子メール:
  • 禁煙支援研修会
  • 第73回禁煙アドバイザー講習会 in 島根

プログラム

講演:10:00-12:00(下記2コースのうち、どちらか一方を選択)
【禁煙支援基礎コース】
禁煙支援のエビデンス
野田隆(のだ小児科院長)
禁煙支援の15カ条
三浦秀史(禁煙マラソン事務局長)
【アドバンスドコース】
禁煙支援スキルアップ & 実地の質問に答えます
伊藤裕子(大分県薬剤師会薬局委員会委員/禁煙支援担当)
高橋裕子(奈良女子大学大学院教授)
昼休み(ランチョンセミナー:昼食付き):12:00-13:00
明日から役立つ禁煙支援の基礎と最新情報
高橋裕子(奈良女子大学大学院教授)
共催:NOVARTIS、PFIZER
報告 地域での取り組み:13:00-13:30
1. 中学校における禁煙教育(ピアっこ育成)
井筒泰世(松江市立湖南中学校養護教諭)
2. 公共建物の禁煙化に向けた取り組み
武永淳(島根県西部県民センター所長)
岡田静(松江市健康まちづくり課保健師)
分科会:13:30-15:10
1. 職域での禁煙推進活動の実際
三浦秀史(禁煙マラソン事務局長)
春木宥子(松江記念病院健康支援センター顧問)
2. 看護師・薬剤師による禁煙支援の実際
伊藤裕子(大分県薬剤師会薬局委員会委員/禁煙支援担当)
児玉美登里(プレス工業株式会社尾道工場診療所看護師)
3. たばこの害はこう教える!:大人にもこどもにも役立つ喫煙防止教育
野田隆(のだ小児科院長)
田草雄一(ぽよぽよクリニック院長)
15:10-16:00
禁煙経験者の声┼Q & Aタイム
禁煙経験者の何名かに体験をお話ししていただき、禁煙支援のパワーをもらいます。そして、参加者からの質問に研修担当スタッフが即答し、日頃の疑問を一気に解決します。

前夜祭

とき
2009年12月12日(土) 18:30〜20:30
ところ
松江ニューアーバンホテル(松江市西茶町40-1)
内容
懇親会を兼ねて「なりきりワーク」を行います。ワーク参加者には全国禁煙アドバイザー講習会受講点1点が付与されます。
★なりきりワーク:コーチングなどでよく行われる4つのタイプ分けをし、グループごとにシナリオにしたがって喫煙者役と支援者役を演じ、お互いに披露します。性格によってこんなにも支援の仕方が違うんだということを実感しながら、禁煙支援のポイントを体験学習していただく時間です。

ごあいさつ

喫煙は生活習慣病を発症する危険因子の一つとして大きく取り上げられ、平成20(2008)年度から始まった特定健診・特定保健指導では、禁煙支援が必須となりました。また、同年5月には、経口禁煙治療薬が保険薬として使用できるようになり、ニコチンパッチのOTC化、市販の禁煙道具などとともに、禁煙方法の選択肢が増え、自分に合った禁煙治療を受けることができるように
なっています。

そして、禁煙治療にも、医師だけでなく、保健師・看護師・薬剤師さんをはじめより多くの人が関わるようになりました。学校においても、養護教諭・関係者が「喫煙防止教育」に熱心に取り組んでいらっしゃいます。今回は、この時代変化に対応した禁煙支援を、より効果的に実施するためのスキルアップ研修会を開催します。

島根県では、平成20年3月に新しい「島根県たばこ対策指針」が策定されました。

平成19(2007)年度の調査では、喫煙率男性40.1%、女性4.8%です。男女とも若い年代が喫煙率は高く、20〜30代で男性62〜66%、女性12%です。一方、男性71.7%、女性83.3%が禁煙したいと答えています。この状況にしっかり応えて、効果的な禁煙支援を行い、禁煙成功者を増やし、家庭をはじめたばこの煙のない環境をつくって行きましょう。

全国的にタクシー禁煙化が進み、残って
いるのは8県のみ、という状態になっています。

平成18(2006)年のタクシー裁判小田原支部判決でも、

  1. 乗務員の受動喫煙被害を減少させるためには、タクシー全面禁煙化が望ましい。
  2. それまでは、喫煙車と禁煙車に分けて、乗務員の健康への配慮が必要。
  3. 乗務員も受動喫煙の体調変化を雇い主に告知する事が必要。

と述べられ、この判決をきっかけに急速に全国的にタクシー禁煙化が進みました。中国地区は全体に遅れ、岡山がスタート済み、広島が禁煙化を決定しています。

島根県タクシー協会は、松江市医師会としまね子どもをたばこから守る会で提出した「タクシー全面禁煙化」の要望書を受けて、昨年10月より禁煙協力車をスタートさせました。しかし、その後は……いまだ全面禁煙スタートとなりません。

6畳間で1本吸うと、ベンゼンは環境基準の4倍という報告(厚生労働省)あり、その他、ホルムアルデヒド(シックハウス症候群の原因物質)37倍、ベンゾピレン20倍、イソプレン18倍、アセトアルデヒド1.5倍と。

タクシーのあの狭い空間で喫煙されると、乗務員はひどい受動喫煙になり、健康増進法違反なのです。

事業主には、早急に全面禁煙を決断願いたいものです。

健康増進法(受動喫煙防止法)を受けて、ホーランエンヤ、鼕行列など、行事での観覧席は禁煙となっています。たばこの煙のない飲食店(島根県のホームページに掲載)も、増えています。おいしい食事は、きれいな空気のもとで、いいにおいと味、雰囲気をしっかり楽しみたいですね。法律にうたってある場所での禁煙が、完全実施されるよう、一緒に働きかけていきましょう。

みんなで一緒に、職場で・家庭で・学校で、無煙の輪を大きく広げましょう!

春木宥子
(しまね子どもをたばこから守る会代表/松江市医師会禁煙活動推進委員会委員/島根県医師会たばこ対策委員会委員)

参加申込方法

ファックスによる申込

チラシのPDFファイルを印刷し、必要事項をご記入の上、送信して下さい。

参加申込先
しまね子どもをたばこから守る会
ファックス:0852-26-1800
電子メールによる申込

以下の事項を記載の上送信して下さい。

  • 氏名(2名以上でご参加の場合は代表者の氏名)
  • 区分(下記のうち該当するもの)
    • 医師
    • 歯科医師
    • 薬剤師
    • 看護職
    • その他
  • 前夜祭(12日〈土〉)出欠
  • 同行者数(当日、前夜祭それぞれ)
  • 無料託児をご希望の際は、お子様の人数・年齢、電話番号
  • ファックス番号またはメールアドレス
参加申込先
しまね子どもをたばこから守る会
電子メール:

交通案内

松江市保健福祉総合センター


大きな地図で見る

  • 松江市営バス「市立病院」下車。
駐車場

松江市立病院と共用です。
駐車券を会場にお持ちください。無料券を発行いたします。

松江ニューアーバンホテル


大きな地図で見る

  • 松江市営バス「市役所前」「宍道湖大橋北詰」「須衛都久(すえつぐ)神社前」下車、徒歩1-3分。