「禁煙支援新時代 Vol.9:わかる・できる・てがるに楽しく! 職域・地域・教育・医療現場での禁煙支援ノウハウ」を開催しました(9/4)

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とき
2016年9月4日(日) 9:30〜17:00
ところ
松江市保健福祉総合センター 3階(松江市乃白町32-2)
電話:0852-60-8156
内容
別記の通り。
参加費(昼食代を含む)
医療従事者:5,000円
一般:1,000円
※無料託児あり(1歳〜就学前児対象 先着10名)
単位認定(申請中)
  1. 日本医師会認定産業医研修・生涯研修専門 3単位
  2. 島根県医師会生涯教育講座 5.5単位
  3. 日本禁煙科学会 認定禁煙支援士 認定講習会受講点 2点
  4. 日本薬剤師会研修センター受講点 4点
  5. 日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア薬剤師認定指定講座 4単位
※5.の申請時、4.のシールを提出する必要がありますので4.のシールを他の用途との併用はできません。1人に2枚のシールを提供することもできません。
参加申込締切
8月26日(金)
締切までに参加申し込みをなさった方には、昼食をご用意しますので早めにお申し込みください。申込方法は別記の通り。
主催
日本禁煙科学会、禁煙マラソン、禁煙健康ネット(KK)山陰
共催
松江市、島根産業保健総合支援センター、しまね子どもをたばこから守る会
後援
島根県、島根労働局、島根労働基準協会、島根県教育委員会、松江市教育委員会、島根県医師会、松江市医師会、島根県小児科医会、島根県薬剤師会、島根県歯科医師会、松江市歯科医師会、島根県歯科衛生士会、島根県看護協会、朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、NHK松江放送局、TSK山陰中央テレビ、山陰ケーブルビジョン、BSS山陰放送、健康日本21推進全国連絡協議会
お問い合わせ先
しまね子どもをたばこから守る会
電話:0852-21-4945
ファックス:0852-21-2903
電子メール:
shimane-nosmoke@sayonaratabaco.net(事務局)
  • 禁煙支援研修会
  • 第204回禁煙アドバイザー講習会 in 島根

プログラム

9:30-10:00
開会のあいさつ
オリエンテーション
10:00-11:30
[講演]禁煙支援講座
禁煙支援基礎講座
春木宥子(松江記念病院健康支援センター顧問)
禁煙の心理学講座「やる気を引き出す禁煙支援」
東山明子(畿央大学大学院健康科学研究科教授)
昼休み(ランチョンセミナー:昼食付き):11:40-12:30
禁煙支援最新情報
高橋裕子(奈良女子大学大学院教授)
共催:PFIZER
12:40-14:40
[特別講演]がんを遠ざける生活習慣
津金昌一郎(国立がん研究センター・社会と健康研究センター長)
14:40-16:10
[各領域の活動報告]島根におけるたばこ対策の取組み
1. 島根県のたばこ対策の取組みについて
杉谷光朗(島根県健康福祉部健康推進課主任)
2. 松江市職員の喫煙対策の取り組み
汐見良枝(松江市役所総務部職員厚生課)
3. 全国健康保険協会島根支部の取組み
島袋和良(全国健康保険協会島根支部企画総務部グループ長)
4. 禁煙治療―耳鼻咽喉科の立場から―
堀江貴(堀江耳鼻咽喉科院長)
5. 島根県薬剤師会の取組み
大庭信行(高津オオバ薬局)
6. 健康な会社を目指して
片寄敏朗((株)真幸土木代表取締役社長)
7. 健康市民活動の取組み
酒向武(ほすぴ(自分の健康を守る会)代表)
8. 禁煙生活とダイエット(禁煙体験者)
江藤潤((株)真幸土木工事課長)
16:15-16:30
Q & Aタイム
参加者からの質問に研修担当スタッフが即答し、日頃の疑問を一気に解決します。
16:30-17:00
閉会のあいさつ
日本禁煙科学会認定試験(希望者のみ)

ごあいさつ

今年も禁煙支援研修会の時期が廻ってきました。喫煙の健康影響が明らかになり、更に受動喫煙の健康への影響も明らかになり、「健康日本21」、「健康増進法」、「たばこ対策世界枠組み条約」のもと、たばこ対策が進められてきました。更に「がん対策推進基本計画」、「健康日本21(第二次)」では、喫煙率や受動喫煙率の目標値が示され、昨年6月には労働安全衛生法改正により職場の取組み課題として「受動喫煙の防止措置をとる」ことが義務付けられたところです。

昨年から今年初めにかけて、松江市内の保育園でオリジナル人形劇「たばこは危ないよ!」を上演する機会を頂きました。幼保園(幼稚園・保育園)の先生が「喫煙者のいる家庭は、すぐにわかります。子どもを抱っこした時にたばこ臭いし、洗濯物も臭うんです!」とお話されたのは、驚きでした。喫煙家庭のペットのがんも多いことが報告されています。たばこの煙の残留物による“三次喫煙”に、強力な発がん物質であるニトロサミンが含まれ、喫煙後の室内に長期間残留するためです。

家・建物の外でたばこを吸っても、肺に入ったたばこ煙を室内では呼吸と共に吐き続けますので、家族も職場の仲間も受動喫煙となっています。4時間前に吸ったという方でも、禁煙外来で呼気CO濃度を測定しますと、非喫煙者のレベルにはなっていません。2013年の産業医大・大和教授の実験では、喫煙したら有害物質は40分以上も呼気から吐き出されることが検証されたのです。そして、子どもは受動喫煙で酸素不足をきたし、体や脳の成長に影響することが明らかになっています。

今年の禁煙週間のテーマは「2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達を守ろう~」でした。受動喫煙をなくすには、吸えない環境を作ることはもちろん、喫煙率を減らすことが必須です。

しかし、喫煙ゼロは簡単ではありません。禁煙チャレンジのきっかけをつくり支援すると共に、就業時間は禁煙・敷地内禁煙・建物内禁煙など、粛々と進めて行くことが大事です。今回は、「職場の受動喫煙ゼロを達成した企業」からの報告をお願いしました。沢山のヒントを頂き、禁煙支援を受ける側も支援する側も双方にWIN-WINの輪が広がって行くことを期待しています。

春木宥子
(しまね子どもをたばこから守る会代表/松江市医師会禁煙活動推進委員会委員/島根県医師会たばこ対策委員会委員/日本禁煙科学会評議員)

参加申込方法

ファックスによる申込

チラシPDFファイル裏面の参加申込書を印刷し、必要事項をご記入の上、送信して下さい。

参加申込先
しまね子どもをたばこから守る会
ファックス:0852-21-2903
電子メールによる申込

以下の事項を記載の上送信して下さい。

  • 氏名
  • 職種(下記のうち該当するもの)
    • 医師
    • 歯科医師
    • 薬剤師
    • 看護職
    • 歯科衛生士
    • その他
  • 無料託児をご希望の際は、お子様の人数・年齢、電話番号
  • ファックス番号またはメールアドレス
参加申込先
しまね子どもをたばこから守る会
shimane-nosmoke@sayonaratabaco.net(事務局)

交通案内

  • 松江市営バス「市立病院」下車。
駐車場

松江市立病院と共用です。駐車券を会場にお持ちください。