「禁煙支援新時代 Vol.8:わかる・できる・てがるに楽しく! 職域・地域・教育・医療現場での禁煙支援ノウハウ」を開催しました(9/27)

【講師変更のお知らせ】
[講演]禁煙支援講座「禁煙支援のエビデンス」の講師が、高橋裕子先生(奈良女子大学大学院教授)から野田隆先生(野田小児科)に変更となりました。(8/31)

とき
2015年9月27日(日) 9:30〜17:00
ところ
松江市保健福祉総合センター 3階(松江市乃白町32-2)
電話:0852-60-8156
内容
別記の通り。
参加費(昼食代を含む)
医療従事者:5,000円
一般:1,000円
※無料託児あり(1歳〜就学前児対象 先着10名)
単位認定
  1. 日本医師会認定産業医研修・生涯研修専門 2.5単位
  2. 島根県医師会生涯教育講座 5単位
  3. 日本禁煙科学会 認定禁煙支援士 認定講習会受講点 2点
  4. 日本薬剤師会研修センター受講点 4点
  5. 日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア薬剤師認定指定講座 4単位
※5.の申請時、4.のシールを提出する必要がありますので4.のシールを他の用途との併用はできません。1人に2枚のシールを提供することもできません。
参加申込締切
9月22日(火)
締切までに参加申し込みをなさった方には、昼食をご用意しますので早めにお申し込みください。申込方法は別記の通り。
主催
日本禁煙科学会、禁煙マラソン、禁煙健康ネット(KK)山陰
共催
松江市、島根産業保健総合支援センター、しまね子どもをたばこから守る会
後援
島根県、島根労働局、島根労働基準協会、島根県教育委員会、松江市教育委員会、島根県医師会、松江市医師会、島根県小児科医会、島根県薬剤師会、島根県歯科医師会、松江市歯科医師会、島根県歯科衛生士会、島根県看護協会、朝日新聞松江支局、山陰中央新報社、NHK松江放送局、TSK山陰中央テレビ、山陰ケーブルビジョン、BSS山陰放送、健康日本21推進全国連絡協議会
お問い合わせ先
しまね子どもをたばこから守る会
電話:0852-21-4945
ファックス:0852-21-2903
電子メール:
  • 禁煙支援研修会
  • 第187回禁煙アドバイザー講習会 in 島根

プログラム(予定)

9:30-10:00
開会のあいさつ
オリエンテーション
10:00-12:00
[講演]禁煙支援講座
禁煙支援のエビデンス
野田隆(野田小児科)
禁煙支援の秘訣
三浦秀史(禁煙マラソン事務局長)
昼休み(ランチョンセミナー:昼食付き):12:00-12:50
禁煙支援最新情報
高橋裕子(奈良女子大学大学院教授)
共催:PFIZER
13:00-14:40
[特別講演]労働安全衛生法の改正で強化された受動喫煙対策—産業医と企業に求められるタバコ対策のポイント
大和浩(産業医科大学産業生態科学研究所健康開発科学研究室教授)
14:50-16:00
[シンポジウム]島根におけるたばこ対策の取組み
1. 島根県のたばこ対策の取組
杉谷光朗(島根県健康福祉部健康推進課主任)
2. 禁煙支援薬局の取組みについて
青山平一(一般社団法人島根県薬剤師会)
3. 全国健康保険協会(協会けんぽ)島根支部のたばこ対策の取組み
梅木浩(全国健康保険協会島根支部企画総務部グループ長長)
4. 産業医活動を通じての禁煙支援
堀浩太郎(松江市医師会副会長・産業医部会委員長)
5. わが社の取組みと実体験について
長岡剛(株式会社長岡塗装店取締役工務部長)
6. 保育園における禁煙教育活動について
仲佐菜生子(しまね子どもをたばこから守る会、松江記念病院保健師)
7. 指定発言
高橋裕子(奈良女子大学大学院教授)
16:00-16300
禁煙経験者の声+Q & Aタイム
禁煙経験者3名に体験をお話ししていただき、禁煙支援のパワーをもらいます。そして、参加者からの質問に研修担当スタッフが即答し、日頃の疑問を一気に解決します。
16:30-17:00
閉会のあいさつ
日本禁煙科学会認定試験(希望者のみ)

ごあいさつ

労働安全衛生法の改正が2014年(平成26年)6月25日に公布されました。今回の改正では、胆管がん発生に関連した化学物質対策や新たなメンタルヘルス対策~ストレスチェックの実施等が事業者の義務となりましたが、職場における受動喫煙対策については、以下のように取り上げられています。

第68条の2(受動喫煙の防止)

事業者は、労働者の受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。第71条第1項において同じ。)を防止するため、当該事業者及び事業場の実情に応じ適切な措置を講ずるよう努めるものとする。

第71条(国の援助)

国は、労働者の健康の保持増進に関する措置の適切かつ有効な実施を図るため、必要な資料の提供、作業環境測定及び健康診断の実施の促進、受動喫煙の防止のための設備の設置の促進、事業場における健康教育等に関する指導員の確保及び資質の向上の促進その他の必要な援助に努めるものとする。

また先般6月22日付けの報道によりますと、2020年(平成32年)東京五輪・パラリンピック開催に向け、下村文部科学・五輪担当相は塩崎厚生労働相と会談し、公共施設などでの禁煙や分煙を義務付けて受動喫煙を防止するための法整備を求めており、塩崎氏は「厚労省としても実現に向けて協力する」と述べ、前向きに検討する方針を示しています。また下村氏は会談後、記者団に「日本も諸外国並みに、罰金というペナルティーを科すべきだ」と罰則規定の必要性を訴えたとのこと。都議会での禁煙条例制定に関する駆け引きではトーンダウン状態ですが、国立がん研究センターによる「都民のアンケート調査」でも、都民の過半数が罰則付き規制を求めており、是非強力に進めて頂きたいものです。

地域では粛々と進めて行くことが大事です。今回の研修会で禁煙支援の更なるスキルアップを図り、労働安全衛生法改正を受けて職場での効果的な喫煙対策の進め方を学び、また色々な場での禁煙支援の現状を共有して関係する組織との効果的な連携が図れるよう企画いたしました。禁煙支援を受ける側も支援する側も双方にWIN-WINの輪が広がって行くことを期待しています。

春木宥子
(しまね子どもをたばこから守る会代表/松江市医師会禁煙活動推進委員会委員/島根県医師会たばこ対策委員会委員/日本禁煙科学会評議員)

参加申込方法

ファックスによる申込

チラシPDFファイル裏面の参加申込書を印刷し、必要事項をご記入の上、送信して下さい。

参加申込先
しまね子どもをたばこから守る会
ファックス:0852-21-2903
電子メールによる申込

以下の事項を記載の上送信して下さい。

  • 氏名
  • 職種(下記のうち該当するもの)
    • 医師
    • 歯科医師
    • 薬剤師
    • 看護職
    • 歯科衛生士
    • その他
  • 無料託児をご希望の際は、お子様の人数・年齢、電話番号
  • ファックス番号またはメールアドレス
参加申込先
しまね子どもをたばこから守る会
電子メール:

交通案内

  • 松江市営バス「市立病院」下車。
駐車場

松江市立病院と共用です。駐車券を会場にお持ちください。

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Posted by しまね子どもをたばこから守る会 on 2015年8月8日