- とき
- 2008年5月21日(水)
- ところ
- 島根県旅客自動車協会(松江市馬潟町)
『山陰中央新報』5月22日付で報道されましたように、去る5月21日(水)、松江市医師会(会長:信太秀夫氏)としまね子どもをたばこから守る会(代表:春木宥子)は、島根県旅客自動車協会(会長:大谷厚郎氏)に対し、島根県内のタクシーの全面禁煙化を求める要望書を提出しました。
多数の者が利用する施設での受動喫煙の防止義務を定めた「健康増進法」(2003年施行)第25条では、その対象施設として、バス及びタクシー車両、鉄軌道車両、航空機、旅客機なども挙げています。
タクシーの狭い車内において、前に利用されたお客様が吸われたたばこの煙やにおいで、その後に乗車されたお客様に頭痛などの症状出現や不快な思いをされるケースがたびたび見られるようです。さらには、たばこの煙による乗務員の皆様への健康被害も深刻といえます。
最近は全国各地において、タクシーの全面禁煙化の取り組みが急速な広がりを見せてきました。島根県内においても、タクシーの全面禁煙化の早急な実現を願うものです。
同協会側からは、報道の通り、「禁煙化の方向は承知しているが、すぐには難しい。段階を踏んで検討していきたい」旨の話がありました。